
食品業界システム『豪商』の幅広い機能性と
弊社の専門パティスリーとしての活用方法をMIX。
柔軟で拡張性のある『本当にユーザーに役に立つ
システム』の構築を目指します。
比類ない「味覚・感性・歓喜」を世界中のお客様に
お届けしています。
1988年にブランド「ピエール・エルメ・パリ」で、東京赤坂の
ホテルニューオータニにブティックをオープン。20年間以上に
渡り東京で8店舗、地方で3店舗出店しています。
その他、百貨店への卸売やウェブ販売、カフェ運営等様々な事業に
取り込み、近年はブランドの知名度を活かし、ライセンス事業も
展開しています。
所在地 | 東京都 |
事業内容 | 洋菓子の製造・販売業・ライセンス事業等 |
取扱商品 | マカロン、チョコレート、クッキー・・・など |
資本金/売上高 | 7,000万円 / 約25億円 |
社員数 | 社員200名 |
1.きっかけ
食品製造業界に適した価格的にもほどほどなシステムを探している際に、食品業界の知人からの
口コミで豪商のことを聞いた。
2.選定のポイント
①食品製造系の専門パッケージで導入実績が多かったこと。
②以下の機能を標準機能で実装していると聞いていたこと。
【 原材料の所要量計算(逆引き)機能/原価設定・計算機能/レシピ登録にあたる機能 】
➂パッケージ費用自体の価格がリーズナブルだったこと。
④開発元の豪商への思い入れや一緒に良いシステムにして行けそうなパートナーと感じたこと。
3.導入前の課題
■基幹システムが未導入
・企業規模拡大により人間系の管理では限界
・財務会計システム、POS、WMS等が個別に稼働
・多様化するビジネス形態や商流により、業務フロー・処理フローが後追い状態
4.導入の効果(期待される効果)
1.調達機能の効率化
①レシピ情報を使用した購買所要情報算出
②原料発注状況の情報共有
2.原価/経費コントロールの実現
①製造原価の把握と改善
②経費の把握と改善(消耗品、社用品(試食品等)等)
3.事務作業の合理化
①受注~生産~出荷~売上業務を人的作業からシステム管理へ
②既存システム(財務会計等)との連携による業務効率化
5.気に入っている機能
・全体的な操作感として体感的に動かせること。マニュアル等で都度見なくても、
「ここをこう触ればこう動くかな」というのが感覚的にわかりやすい。
・【製品管理台帳】【製品構成情報】【製造日報入力】は良く出来ている。
・カスタイズで作成した【所要量一覧_原材料別】は良いと感じている。
本格的に発注業務に使えるよう発注日やリードタイムを考慮した改修を引き
続き行っていきたい。
6.導入内容の詳細
業務 範囲: | 購買管理/販売管理/ 在庫管理/受発注管理/ 製造管理 | |
アプリ ケーシ ョン: | 食品業界向けパッケージ 「豪商」(11クライアント) + 各種カスタマイズ機能 | |
主な カスタ マイズ: | ・CSV入・出力機能 (レシピデータ等) ・帳票関連 (製造指示書兼報告書の 追加、既存帳票の調整) ・製造日報入力 (引当在庫無し時の自動 展開) |

7.今後の展望について
2020年10月の初期Step導入は、豪商標準パッケージ(一部カスタマイズあり)を導入し、業務のシステム対応と豪商標準機能の習得が目的だった。次のStep2では、そこに弊社としての業務改善や導入目的に対応するように、豪商をどのように機能付加や関連システムとの連携を図っていくかがポイントになる。
例)
・計量システム連携
・WMS連携
プラネックス様豪商の食品業界システムの巾広い機能性と弊社の専門パティスリーとして
の活用方法をMIXして、柔軟で拡張性のある『本当にユーザーに役に立つシステム』の
構築を一緒に出来ればと思います。そこで構築したシステムをパティスリー業界に横展開
出来れば双方のメリットになると思います。